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ファンタスティック・ビースト特別イベントwithピエール・ボハナに行ってきた

いよいよ11月23日に『ファンタスティック・ビーストと黒の魔法使いの誕生』が公開されますね!それに先立ちまして、前作の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の再上映会&スペシャルイベントwithピエール・ボハナに行ってきました。

ピエールさんはハリポタやファンタビの造形美術監督をなさっている方で、いわばあの神がかった映画の世界観を作り出した一人です。
そんな神様のイベントにありがたいことに当選したので行ってきました。

さて、イベントの前に前作である魔法使いの旅の上映がありました。上映時に字幕と吹き替え、円盤を買ってからも何度も見ているのですが、今回も良い。久々に大画面で見ると迫力があって良いです。
まだ見てない人には是非見て欲しいんですけど、ハリーポッターシリーズのスピンオフ作品であるファンタスティックビーストシリーズは滅茶苦茶面白いです。ハリポタファンは勿論楽しめるんですが、別にハリポタを見てない人でも楽しめます。

ハリポタはどっちかというとヴォルデモートという絶対的な悪がいて、それを倒すというのが一つの目的としてあり、仲間と共に一人の少年が立ち向かっていく、王道の少年漫画みたいな話でした。それに対してファンタビは、主人公は既に成人済みの冴えない男性です。(そこがいい)
悪に立ち向かっていくというのはハリポタと同じなのですが、魔法世界ではいわゆる魔法が使えないマグル、アメリカだとノーマジとの関係が一つのテーマとなっています。
ハリポタでもマグル出の魔法使いは、一部の人間から穢れた血と差別される対象でしたが、ファンタビでは、ハリポタではあまり描かれなかった魔法世界と非魔法世界との関係が描かれているのも面白いです。(詳しくは見たほうが早いので是非見てください)


で、映画を見終わった後はトークショーです。色々裏話を聞くことができました。個人的に感動したのを紹介します。

◯賢者の石


賢者の石です。ハリーポッターシリーズの一作目に登場したこの石が、今回少しだけ出てくるそうです。まぁ、なんとなく予想はつきますが、はい、ニコラス・フラメル出てきます。その部屋に置いてあるそうです。ニコラスというとダンブルドアの友人ですね。賢者の石のおかげでとっても長生きしてます。
因みにこの石は賢者の石の映画で使われたものではなく、ファンタビのために新しく作られた二代目だそうです。しかし、型を取った元になる石があり、それは同じものを使っているので、全く姿形は同じものとなっています。

◯ニュートのトランク


一作目にも出てきた主人公ニュートのトランクです。トランクの内側にはニュートのメモ書きが貼り付けられていて、魔法動物の飼育の仕方などが書かれているそうです。ニュートの魔法動物に対する愛情がこのトランクには溢れていて、人柄が感じられる小道具となっています。このトランクめっちゃ欲しい…………………

◯魔法の杖


はい、物語に欠かせない杖です。杖を作る際にはその持ち主の生い立ちや性格などを熟慮して、何度も話し合いをしながら作るそうです。杖良いですね。私もオリジナルの杖が欲しいものです。
名前がうまく写真が撮れてないのでわからないのが申し訳無いのですが、一番左のがグリンデルバルトの杖になります。さあ、見覚えはありませんかね。これ、ハリーポッターでは、ホグワーツの校長先生、ダンブルドアの杖なんですよね。つまりニワトコの杖です。原作読むとその辺の経緯はわかるのですが、きっとファンタビの中で明かされていく部分だと思います。今回の映画は、ダンブルドアとグリンデルバルトの関係性というのも一つの注目ポイントです。まぁ、少しネタバレをするなら、二人はかつて親友でした。はぁーーーーー最高。

◯グリンデルバルトのパイプ

グリンデルバルトが作中で使うパイプです。グリンデルバルトはファンタビの中ではいわゆる悪役なんですが、ヴォルデモートとはまた違い、非常に魅力的な人物です。ヴォルデモートが絶対的な力で支配していたのに対して、グリンデルバルトは人を魅了する力があります。話術が巧みなのです。
しかし、話術には少し秘密があり、それがこのパイプです。劇中ではグリンデルバルトの演説シーンが出てくるそうなんですが、彼は演説の最中に何度もこのパイプをふかします。というのも、このパイプからでる煙には魔法がかけられていて、それを浴びると人々はグリンデルバルトの話に魅了されてしまうからです。こういうのに注目して映画を見るのもいいかもしれません。

因みに、パイプの側にあるネックレスみたいなのは、作中では非常に重要なアイテムらしいので是非映画館で確かめたいと思います。


◯金のスニッチ


トークショーではファンタビだけでなく、今までのハリーポッターシリーズの小道具もいくつかありました。その中の金のスニッチです。感激です。スリザリンのロケットやハッフルパフのカップも展示されていました。凄い…………。



とまぁこんな感じのイベントでした。トークショーは1時間もないものでしたが、密度が濃く当たって良かったです。イベントの終わりには、サインやジャパンプレミアのチケットの抽選もありました。当たらなかったことは残念でした。でもまぁ、まだチャンスはあるので当たると良いです。神様お願いします。
ハリーポッターは私にとって青春と言える作品です。ちょうど五年生だった時に読み始め、一緒に成長してきました。今でも毎日ふくろう便を待ってます。
(どうでもいいんですが、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンと同い年で、誕生日も近いことも影響しているかもしれません)
原作が終わり、映画が終わり、もうこの世界の物語は終わっしまったのだと凄く辛かったのですが、こうしてまた新しいシリーズが生み出されたこと、とても嬉しいです。新作がより楽しみになったイベントでした。